当社取扱のサンロイドDN防水システムをご紹介します。
サンロイドDN防水システムはシート防水改修です。防水シートを直接建物に接着しない「機械的固定工法」を用いています。既存の防水層の上に新しい防水層を施工するかぶせ方式によって、環境に優しく、すぐれた防水性能と安全・安心をご提供いたします。
※機械的固定工法とは、国土交通省公共建築改修工事標準仕様書で認定されている工法です。(仕様記号S-M2)
- 1.DN鋼板を取り付ける
- 初めにDN鋼板を各部に取り付けます。その後、養生シートを敷設し、ディスク板を取り付けます。
- 2.DNシートを敷込む
- DNシートを敷設し、取り付けた各部DN鋼板とディスク板に溶着作業を行います。
- 3.DNシート同士を溶着し隙間をうめる
- 敷きこんだDN シート同士を重ね、DN 溶着剤と熱で溶着し、防水層を一体化させれば完成です。
環境に優しい「かぶせる」工法
基本的に旧防水層の撤去が不要ですので、大掛かりな下地処理や費用が必要ありません。また、現場発生廃材(ゴミ)が比較的少ない、環境に優しい工法です。
※弊社防水システムの3回目改修工事では、これまでのDN防水シートを撤去します。
施工時に天候の影響を受けにくい工法
下地の乾燥工程が原則不要ですので、降雨・降雪後でも速やかに作業ができます。その為、計画的な工期のご提案が可能です。
※施工現場の気象・作業条件により異なります。
防水保証期間はメンテナンスフリー
防水保証期間中、防水層への保護塗料塗布(トップコート)等は不要です。
※ドレン廻りは定期的に清掃をお願いいたします。また、長期保証仕様(15 年防水保証)の場合、シーリング打設箇所は10 年防水保証となるため、保証期間を過ぎると、メンテナンスが必要となります。
探傷検査が可能な防水システム
工事完了後やお引き渡し後に、防水層へ異常が見受けられた場合、専用の機械を使って、防水シートの穴開きがないか、検査をすることが可能です。
※検査に必要な日数、費用等につきましてはお問い合せください。
一体化による高い水密性
防水シートの接合部を溶着剤にて一体化させるため(防水シート同士を溶かして接合)、水密性の高い防水層が形成できます。屋上防水の他、水を溜めるプールや水槽にも同様のシステムで施工しています。
脱気装置が不要の美しい仕上り
建物から発生した水蒸気は、自然に蒸発するため、脱気装置(脱気筒)が不要。すっきりとした仕上がりになります。